tenseless music 主宰 木下和重

 

ヴァイオリンそれ自体から発せられる現象としての音に着目し、圧力や摩擦という身体行為との対話によって生まれる音を時間上へ布置させる即興演奏を特徴とする。 近年は、音楽を「時間の空間化」へと原理的に還元し、そこに焦点を当てる活動を中心に行う。分節化された時間の集合体としての時間構造を認識することで、個人の時間意識が鑑賞者独自の経験へと昇華されることを目的としたコンセプト/装置である「セグメンツ Segments」を提唱する。2007年にソロ・アルバム『segments』をリリース。2008年~2010年まで自主企画『セグメンツ・プロジェクト Segments Project』をLoop-Lineにて毎月開催。セグメンツを基盤とする作品を様々なメディアを用いることによって体現される空間構成を試みるだけでなく、セグメンツを体感するワークショップなども行っている。 2011年、鈴木學/坂本拓也/古池寿浩らとグループ『GENESis ジェネシズ』を結成。セグメンツの複合メディアによる現実化を探求する。2011年8月から2012年4月まで『セグメンツ創世記』なるシリーズ公演をl-eにて毎月開催。現在は新シリーズを継続中。詳細は、http://www.l-e-osaki.org/にて